以前お伝えしました「ココを確認！給湯器リモコンの表示が点かなくなった時の原因。」の記事を見ていただき、実際にご自分で直された方がいましたのでご紹介させていただきます。
こちらが、お風呂場のリモコン表示がされなくなった給湯器です。以前の「給湯器の凍結予防策まとめ」の記事も読んでくださっていて、排水ドレン管をタオルとビニールを使い、ご自身で保温されていますね。
エコジョーズと言う燃費の良い給湯器は、排水が必要でして、その排水ドレン管部分が凍ってしまうと、給湯器が作動できない仕組みになっています。このひと手間で凍結を防止できるのですから、賢明な処置と思います。
①まずは、外にある給湯器の下の部分にあるBOXの外れ止めのツメ部分を親指と人差し指で押し込みながらカパッと下に開き、リモコン配線が断線していないか確認し、断線してる場合はその配線を繋ぎ直します。その場合は、感電防止！かならず、給湯器本体のコンセントを抜いて作業しましょう！
②今回は左側のリモコン配線が錆びて切れています。切れてる配線がお風呂場のリモコンと言うことになり、右側の切れてない方はキッチンの方のリモコン配線です。かならず、感電しないよう給湯器本体のコンセントを抜いてから触りましょう。
断線していない場合は、配線の途中（壁内や縁の下の配線）で断線しているか、リモコン本体部分の接続部分で断線しているか、リモコン本体の故障などの原因が考えられますが、経験上、外部で錆びやすい給湯器本体との接続部分の断線が一番多い原因です。
③切れてる配線の被覆をカッターなどで剥いて、銅線をむき出し（裸）にして留め直します。
今回はホームセンターなどに売っている端子コネクター（写真の黄色い部分）をつけて、しっかり直されていますね、プロ顔負けです。
プラモデル作り、車やオートバイ弄りがお好きな方でしたら、とても簡単に端子を付けることができます。
ご自身でされるのが難しい場合は取り急ぎ裸線で繋いでおき、別途費用は掛かりますがお近くの電気屋さんや設備屋さんに後日、端子留めしてもらうと良いと思います。その際は、せっかくなので全てのリモコン配線の端子コネクターを交換してもらうと良いと思います。工賃は１本でも４本でもたいして変わらないと思います。
④断線したリモコン配線を繋ぎ直したら、給湯器本体のコンセントを挿して、点灯しなくなった室内（お風呂場または、キッチン）のリモコンのスイッチオン。表示されるようになったか確認してください。
無事に、リモコン表示が復活して良かったです。未だに給湯器の供給不足は続いており、メーカーに修理依頼しても混んでいて、なかなか来てもらえない状態のようです。
こういった、ご自身で出来る応急処置がありますので良かったら参考にしていただければと思います。
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