今日、面白い話を聞きました。
節水型になった日本のトイレ。便器の中の水流は、少ない水で強く押し流したいので、便器の水の出る口を左側にして形状を工夫し、トルネード(渦巻)状に水流を回転させるようにしてます。
この水流が左巻きなのは、地球の自転(地球は反時計回り)と関係しており、この便器の中のトルネード(渦巻)は、北半球では左巻き(反時計回り)、南半球では逆に右巻き(時計回り)になるそうです。
これは、「コリオリの力」と呼ばれ、発見した19世紀の数学者のギュスターヴ・コリオリの名前から付けられたそうです。
仮に赤道直下にいて、北極方面にボールを投げると、投げたボールは右方向に曲がっていき、赤道直下から南極に向かってボールを投げると、左方向に曲がっていくそうです。
故に、排水口に向かって真っすぐに流れ込もうとする水は、地球の自転によって左回りに流れるそうです。
ちなみに台風の渦巻きも、同じ原因で北半球では必ず左巻きとなっているようです。
理論上、南半球のトイレでは水は右回り(時計回り)になるはずなのですが、地球の回転は24時間で1回転。
数秒で流れるトイレの水には影響を与えないと言うのが本当のところです。(ガセなのか~い!)でも、一時期、TOTOのホームページでも紹介されてたネタだそうです。
しかし、この壮大な規模の大きな地球というマキシマムと、極めてプライベート空間であるトイレというミニマムが関係してる話を聞いて、とても面白かったのでお伝えさせていただきました。
ちなみに、節水型トイレの水道料金の節約金額は、従来型より年間14,200円節約になる試算があります。
10年間で142,000円は大きいですよね? エントリーモデルの便器だったら、本体価格を10年でペイ出来ちゃいます。
これは、あくまでも1990年以前の従来品(1回13リットル使う便器)と比べた場合(現在は4.8リットル、最近は3.8リットルなんて便器もあります。)です。
ウォシュレット便座は家電ですので、10年くらいで壊れて交換しても、便器はそのまま30年以上使っているご家庭も少なくないと思います。
2000~2010年の便器でも8リットルも使用してるので、交換すればかなりの節約になります。
これを機に10年で元が取れちゃう、トイレ交換をお考えになってみたらいかがでしょう?
トイレリフォームの情報は、過去記事でまとめておりますので参考にしていただければ幸いです。
「トイレに行っトイレ!」トイレ・リフォーム その1」
「トイレに行っトイレ!」トイレ・リフォーム その2(便座編)」
先月、30年以上使われた便器を交換するトイレリフォームさせていただきました施工例になります。
内装も天井・壁(木目)・床(木目)を張替え一新して、便器はタンクレスで、洗剤を入れておくと、流すたびに自動でお掃除をしてくれる、パナソニックの「アラウーノ S160」に取替えさせていただきました。
こちらも当然、節水タイプですので、大を流すのにたったの5リットルです。洗剤の泡洗浄ですので、流すたびに綺麗さっぱり。
お客様からは大変喜んでいただけました。私もとっても嬉しいです。
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