案外知らない! 網戸の正しい使い方

梅雨明け、本格的な夏の到来ですね。先日「網戸をしているのに虫が入ってきて困ってる」というご相談をいただきました。

網戸

伺ってみますと網戸はしっかり隙間なく閉まっており、網に穴などは見当たらず、虫が入り込む余地はないように見受けられました。
ミステリーの女王こと『アガサ・クリスティ』もビックリの密室トリック?! 難問発生です。

実は、この事件には簡単なトリックがあります。網戸と窓の関係性を知っていれば簡単に解決出来ました。下の図をご覧ください。

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(窓を横に切って上から見た図です。黒が壁です。)

おわかりでしょうか?窓は室内側から見て「右前・左外」になってます。

窓が全開であれば、網戸が右にあっても左にあっても問題ありません。

しかし、せっかく網戸をしていても上の図のように、網戸が左にあって左の窓が半開になっていると虫が入ってくる構造になっています。

逆に、網戸が右側であれば、右側の窓が半開きになっていても隙間はできません。つまり、「網戸は常に室内側から見て右側にしておき、右側の窓だけを開閉して使う。」という使い方に統一することを推奨いたします。この方法であれば右側の窓が半開でも虫の侵入を防げるのです。

実は私も知らなかったんです。常に事件は会議室でなく現場でおこってるものですね。これがホントの「虫の知らせ」とか?‥‥網戸だけにぃ~? (^_^;)

まとめ

網戸の正しい使い方は、網戸は家の中から見て「右側」にする。窓の開け締めも「右側」だけを動かす。 

つまり「網戸も窓も右側よ」と覚えてください。

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