実家リフォームでは、6帖と8帖和室続き間だった居間を14帖の洋室にしました。その6帖分をユキハウスの事務所として使わせてもらっています。

実家のリフォーム前の居間(リビング)は和室8帖。
「ストーブの囲いが独特すぎ!」(笑)
D.I.Y好きの父親の力作ですが、私たちはこの囲いを「鳥小屋」と呼んでました。(^_^;)
まー、それは冗談で済むのですが、冗談では済まないのが火災。年配者の生活スタイルは長年の執着がありますので変えるのは難しいのですが、とにかくストーブの上に洗濯物を干してるので火災が心配でした。

父親の座る畳スペースに、いろいろと名残りはありますが、「鳥小屋」は無くなり、断熱をしっかりしたので、夏も冬もエアコン1台で快適空間にリフォームしました。これで火災のリスクが減ったので、ひと安心です。壁紙もホワイトを基調に、アクセント壁の黄色が映えます。
無垢のフローリングは足ざわりが良いのですが、やはり畳が良いようでして、すぐに置き畳を用意しました。厚みは2センチくらい4畳半分あって、組合せで広げたり狭めたり、位置も移動できます。

続き間の和室6帖です。襖戸で仕切られてましたが、鴨居が下がって開けずらい状態でした。真ん中に自分で柱を入れて、つっかえ棒にしてました。



この和室6帖には、床ノ間がありました。私はクローゼットにして収納にしたかったのですが、父親の意見で床ノ間は残すことにしました。住んでる人の意見には敵いません。(^^)

床の間のリフォームは、年季で汚れた緑の聚楽壁(砂壁)だったのですが、真壁に断熱材を挟めながら石膏ボードで大壁にし、ビニールクロス仕上げの壁になりました。
壁紙の色は「赤が良い!」と言われましたが、かなりドキツいのでピンク色で我慢してもらいました。出窓部分は断熱の為に「内窓(樹脂サッシ)」を部屋側に取付けました。ショーケースのようになり、父の好きな骨董品を飾ることが出来ます。

床は畳を撤去し、無垢フローリング(オーク材)で仕上げました。和室の畳から洋室のフローリングにする場合は、畳の厚みの分、床に断熱材を入れることができます。昔は「畳が断熱材」という考え方があったので、畳の下は無断熱の場合が多いです。なので昔の家の和室は床下換気口から入った風が畳、畳寄せの隙間から吹き上がってきたりします。
無垢フローリングは、メンテナンスが大変と思う方も多いと思いますが、傷や汚れがついたらサンドペーパーで削れますし、蜜ろうワックスなどは数年に一度くらいで十分です。何より「経年劣化」でなく「経年美化」という言葉も作られるほど、使い込めば使うほど、木目が美しく浮かび上がってきます。お値段も以前に比べたら合板フローリングと遜色ないくらいに、お買い得な無垢フローリングもあります。
ざっくり申しますと、「無垢フローリング+白いビニールクロス」だけで、結構お洒落な感じになりますのでおススメです。
そして、和室から洋室にすると断熱材を入れることが容易ですので、断熱リフォームも一緒に出来てしまう利点があります。(シングルガラスのサッシ窓が一番断熱効率が悪いので、内窓・樹脂サッシで二重窓にすることが必須です。)
断熱ができれば、ふた部屋をひと部屋にして大空間にしても、夏も冬もエアコン1台で快適に過ごすことが出来ます。給油の手間や火災リスクも減らせます。
何より冬も薄着で過ごせるので、(個人差はあるでしょうが)動きが活発になり部屋の温度差も少なくなり血圧が安定したり、健康的な生活が出来ます。

照明器具も電気代が白熱電球の1/10と言われるLED照明器具に交換。ダウンライトと、照明ダクトレールですと器具代が安く、好きな位置に照明器具を動かせるので便利です。照明器具に飽きたら交換も簡単です。でも、そう説明しても普段は小まめに消してる両親の姿をみますと、健気で可愛らしくも思えます。
和室から洋室にするリフォームの工事代金は、おおよそ1帖あたり10万円くらいがひとつの目安となります、6帖であれば60万円くらい。8帖であれば80万円くらい。
内窓の数、木製建具の数だったり、選ぶ内装材や照明器具だったり高価にも安価にもなるかとは思いますが、リフォームは綺麗にするだけではなく一緒に断熱改修をされることを強くおススメ致します。
そして、リフォームする時に感じるのが、いかに不用品が多い中で生活をしてることか!?ということに驚きます。一緒に断捨離と言いますか不用品処分もされると良いと思います。
新潟県の県央地区で「和室から洋室のリフォーム」の事なら、ぜひユキハウスにご相談ください。

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