実家リフォーム(計画編その2)

実家リフォームの工事自体は順調に進んでおります。先週のうちにユニットバス工事は終わり、新しいお風呂に入ることが出来ました。親より先に一番最初のお風呂をいただいてしまいました。これがホントの「親ふろ~(親不孝)」だったりして。(笑)

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「実家リフォーム 計画編その1」では、『安全と健康』というコンセプト(テーマ)を決めて、そのコンセプトに沿った改善点に順位をつけてリフォーム内容を決めました。

「計画編その2」では、工事費の側面からお話をさせていただこうと思います。

今回の実家リフォームは風呂脱衣室・洗面台・キッチン・ダイニング・リビング工事で、おおよそ20帖ちょっといじります。金額が多く掛かる順にランキング形式でお伝えしますと…

第一位 システムキッチン工事 110万円
第二位 ユニットバス工事 100万円
第三位 大工工事(材料費含む) 90万円
第四位 電気工事(照明器具含む) 40万円
第五位 内装工事(壁紙・床塩ビシート)30万円
第六位 樹脂内窓工事 20万円
第七位 その他(廃材処分費など)10万円

合計400万円くらいとなります。(別にランキング形式でなくても良かったですね。)

ここから何とか少しでも費用を抑えたいけど、なるべく良くしたいという相反する葛藤が始まります。結果的に費用対効果と言いますか、「リフォームして良かった!」という満足度が重要と思います。

では、満足度を落とさずに、費用を圧縮する工夫をしてみましょう。

まず、第一位と二位及び六位から申しますと、定価の決まってるシステムキッチン・ユニットバス、樹脂内窓などは、正直どこから買っても、メーカーが作っていますし、組立設置もメーカーがしてくれますので安かろう悪かろうにはなりにくいです。なのでなるべく、安く買いたいものです。

一般的な流通は、一次問屋→二次問屋→販売店→工務店のような流れで現場に入りますので、中間業者が多いほど当然マージンが上乗せされ高くなります。ただし、メーカーから直接購入は出来ませんので、少なくとも一次問屋を省くことは出来ません。

最近は「施主支給」という方法(お客様自身が購入し、現場に支給する)も一般的になってきました。一次問屋又は二次問屋が直接、インターネットで販売してるとこも見かけますが、実際に現場に設置できないサイズ違いや向きなど違った商品だったりしては何もなりません。その点、やはり販売店や工務店がしっかり現場に合った商品やお客様のご要望をお聞きする役目がありますので、単純に中間マージンを減らせば良いものではありません。

ユキハウスでは、販売店と工務店の役割を果たし、1つマージンを減らし、出来る限り一次問屋さんに近いところから購入をしたいと考えました。

第三位から第五位は、職人さんの手間なので、単にココを絞ることをお願いするのは絶対にやめた方が良いです、逆効果です。出来るだけ腕の良い職人さんを見つけることに注力するのが良いです。

『人工(にんく)』と言うのですが、職人さんは基本的に「一日幾ら」なので段取りよく短い工事期間で終わらせてもらえば予算的には助かります。でも予算が厳しいからと言って手抜きをして短工期にしてもらっては困りますよね。段取りが良く腕が立つ職人さんにお願いすることで、品質は確保しつつ工事費は抑えられます。必要な材料が揃わないなどのロスがないよう事前に材料を確保しておくこと、住みながらの工事ですのでどこからどう工事を進めるか?工事の順番を効率よく考えることが大事です。一日、気持ちよく思いっきり仕事をしてもらうのが何倍もお得です。

最後は、自分で出来ることは自分でする。 しかし、フローリングや壁紙を自分で貼るのは得策ではありません。仕上がりが悪い上に、道具を一から揃えるので結局高くつきます。やめておいた方が良いですが、幸い私の父はずっと建設業に就いていたので、解体などお手の物でして、私も休日手伝いながら解体工事は自分たちで行いました。

第七位の廃材処分費の削減。見落としがちですが案外、この廃材処分に費用が掛かります。個人の場合は自分で焼却場に持っていくのが一番安い処分方法ですので、処分が認めらてる畳や家具などは有料ですが持ち込みました。産業廃棄物として処分するよりかなり費用が抑えられますよ。この際、家の中の不用品も思い切って断捨離することで、工事も進めやすくなります。

まとめ

・システムキッチンやユニットバスなどは、不必要な中間マージンを省いて購入したいですが、施主支給は十分注意が必要です。しっかりわかってる人から間に入ってもらいましょう。

職人さんへの根拠のないダンピングはやめましょう。結局、損します。腕の良い職人さんを見つけること、工事の段取りを良くすることの方が重要です。

自分で出来ることは自分でやる。ただし、職人さんみたいなことは出来ませんので、自分でコツコツと廃材の処分などをするのは工事費用を下げるのに効果的と思います。

次回はいよいよ、「実家リフォーム 現場編」が始まります。

ユニットバス
チラッ♪ 実家に入ったユニットバスのTOTO サザナです。
思っていたより質感高くて驚きました。

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