トイレの新商品をチェックしていたら、TOTOのウォシュレット便座が2025年8月1日より刷新されているとのことです。
一番大きな変更点は、すべてのTOTOの便座が「貯湯式(ちょとうしき)」から、「瞬間式」になったそうです。

「え?! 貯湯式って、なに?」ってことになりますが、便座から出る温水を便座の中の小さなタンクに作り置きしておくのが「貯湯式」で、使う時に瞬時に水をお湯にして出すのが「瞬間式」です。
貯湯式は連続して長い時間使ってると、お湯切れして冷たい水が出てきますし、貯めてたお湯を常に温めておくのに常時待機電気を使うのがデメリットでした。
従来は高グレードの便座にしか採用されていなかった「瞬間式」に統一されるとのことですので、使用感も良くなり、エコで節電にもなるのです。
さすが、ウォシュレットを最初に商品化したTOTOですね。
実は、ウォシュレットはTOTOの登録商標であり、一般名称は「温水洗浄便座」と呼ばれます。
TOTO以外では、LIXIL(リクシル)の「シャワートイレ」、パナソニックの「ビューティ・トワレ」、東芝の「クリーンウォッシュ」などと商品名が違います。
ウォシュレットの歴史を遡ると、TOTOが1964年にアメリカン・ビデ社の「ウォッシュエアシート」を国内販売したのが始まりです。
その後、TOTOは医療用器具としてではなく、一般家庭向けの製品として改良を重ね、1980年に現在のウォシュレットの形となりました。
もっと話題になっても良いと思うTOTOの技術に「きれい除菌水」があります。

「きれい除菌水」は、普通の水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水です。
薬品や洗剤を使わず、水から作られ、時間が経つと普通の水に戻ります。

おしり洗い使用時に、自動でこの「きれい除菌水」で、ウォシュレットのノズルを内外ともに除菌洗浄してくれます。
今回のウォシュレット便座リニューアルに合わせて、TOTOのウォシュレット一体型便器「GG」が全面リニューアルし、清掃性と環境性能をさらに高めた新モデル「GGA」として、2025年8月1日(金)に発売されます。こちらも「貯湯式」から「瞬間式」になります。
もとより、背面に大きなタンクのない「タンクレス」トイレではなく、高さの低いタンクが付いてる「タンクレス風トイレ」でしたが、今回「GGA」にリニューアルしてよりロー・シルエットになったそうです。
↓旧・GGの説明ですが、便座の後ろに小さなタンクも一体になっていますので、一見するとタンクレス風に見えます。

タンクレス・トイレはすっきりしていて清掃性に優れますが、水道の水圧が低い住宅(2階にあるトイレなど)や、マンションでは使用できない場合があるのがデメリットでしたが、TOTO GGシリーズ(今回からGGA)は、低水圧でも使えます。
デメリットとしては、便座一体型ですので、ウォシュレット便座だけの交換が出来ません。将来、故障した場合は便器ごと交換する必要があります。
タンクレス・トイレや便座一体型トイレでなければ、便器やタンクはそのままで便座のみの交換が出来ます。
便座は電化製品ですので、基本的に10年です。
お使いのウォシュレット便座が故障してそのままになってるご家庭も多いのではないでしょうか?
便座もグレードによっては高級なものもありますが、必要最低限の安価なウォシュレット便座であれば、取替工事費込みで4万円ほどで交換できますので、ぜひご相談ください。
毎日使用するトイレが快適になると、生活の質が向上しますよ。費用対効果大です!

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