ビルトインコンロの交換をさせていただきました。ビルトインコンロとは、いわゆるシステムキッチンのコンロのことでして、実はこのコンロだけ交換できます。

しかも、全メーカーの規格がほぼ統一してるので、メーカー違いのビルトインコンロに交換できます。(ほぼですよ、ほぼ。一部、隙間を塞ぐプレートが別途必要だったりします。)
天板を外すとこんな感じです。結構、沸騰してこぼれた煮汁とか入り込んでいて、錆びてることが多いです。

更に、固定ネジを緩めて本体をクルっと持ち上げますと、こんな感じにキッチンの天板に四角い穴が開いてます。

この穴の大きさが各メーカー統一規格になっていますので、ほぼ全メーカーの新しいビルトインコンロに交換できます。
工事費もコミコミ10万円~20万円くらいって感じですので、お手頃なリフォームなのに、ご家族からはとっても喜ばれる、お手軽で大変コスパの良いリフォームと思います。
新しいビルトインコンロを選ぶ時には、注意点がいくつかありますのでお伝えいたします。
①ガスの種類
一般的に、都市ガスとプロパンガスの2種があります。プロパンガスは、家の屋外にこのようなタンクがあります。空になる頃、交換に来てくれるのがプロパンガスです。

ビルトインコンロには、都市ガス用とプロパンガス用がありますので、選定時にお間違いないようお願いします。ちなみに、間違った場合でも、メーカーから来ていただき、いくつかの部品交換で対応可能ではありますが、間違えないに越したことはありません。(さては?!…すみません、一度間違えたことがありました。)
②ビルトインコンロの天板の幅は、60cmと75cmの2種類があります。

天板以外の本体の大きさはどちらも同じですので、システムキッチン的には、どちらでも取付られるのですが注意点があります。
天板の幅が広いとバーナーの離れが数センチ広いので、大きな鍋やフライパンが使えます。
「じゃー!今は60cmだけど、75cmの広い方にしよう!」
…とはいかなくて、消防法によりガスコンロよりも小さいサイズのレンジフードは設置できません。
そのため、現在設置しているレンジフードを基準に、同じ大きさか現在のサイズより大きいものを選んでください。

コンロが幅60cmならレンジフードは60cm以上、コンロが幅75cmならレンジフードは75cm以上を選びます。
75cmのコンロに対して60cmのレンジフードにすることはできないので注意してください。
ちなみに、一般的なレンジフードの幅サイズは、600・750・900mmのラインナップです。
③バーナーの数は3口と2口があります。
3口の方が一般的と思いますが、ご自身の使い方で掃除のしやすさなどを考慮して、あえて2口を選ばれる方もいますので、選定はお好みになります。


④天板(トップ)の素材選び
(1)ガラストップ

メリット:フラットなので美しく手入れが楽。
デメリット:固いもののカドなどが当たると割れる。
(2)ガラスコートトップ

メリット:鋼板にガラス素材をコートしてるので、ガラスと鋼板の両方のメリットを兼ね備える。
デメリット:ガラスコートにヒビが入ると、そこから鋼板が錆びる。
(3)ホーロートップ

メリット:耐久性に優れ、硬い物でこすっても大丈夫で安価。
デメリット:ガラスに比べ、汚れがこびりつきやすい。色やデザインが単一。
(4)アルミ・ステンレストップ

メリット:丈夫で清潔な、プロ(業務用)っぽい感じの素材とデザイン。高火力のバーナーなどの設定がある。
デメリット:各社ラインナップが限られており、お値段の設定が高め。
⑤魚焼きだけじゃない!グリルの活用。
以前は、魚焼き器と呼ばれていましたが、最近ではグリルと呼ばれています。水無し・両面焼きが主流ですし、専用プレートを使ってグリル料理が楽しめます。

パンを焼いたり、揚物を温めたりするのにも便利です。しかも、オートグリル機能が付いてる機種もありますので、自動で火加減を調整してくれたりします。



「美味しそう~♪」
新しいビルトインコンロに替えると、料理をされる方のテンション上がりますよね。モチベーションもアップアップ。ご家族からとっても喜ばれると思います。
…という事で、ユキハウスのお客様からのご依頼は、クリスマスにも年越しに間に合いました!(良かった~♪)

今回、選ばれたのは『ノーリツ ミッケ』天板の色はシルバーピンクです。とっても可愛らしいですよね?
①ガス種は都市ガス。
②幅は換気扇(レンジフード)が60cm幅なので、ビルトインコンロも60cm幅。
③バーナーの数は一般的な3口。
④天板(トップ)は、ガラストップ。
⑤水無し両面焼き・グリル専用プレート付属・オートグリル機能あり。

この度は、ユキハウスへご用命いただきありがとうございました。
ご家族やご実家へのプレゼントにいかがでしょう? とても喜ばれると思います。
新潟県 県央地区で、ビルトインコンロのご相談は「ユキハウス」まで

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