ひと冬越えますと、雪のけに疲れ果て「今年こそ絶対にアルミカーポート欲しい!」ってなる方が多いと思います。我が家も欲しい、切実に欲しい。
先ずもってお伝えしなければならない、新潟のカーポート選びで重要ポイントがあります!(試験に出ます!) それは耐雪が大切です。(駄洒落ではありません。)
新潟県の県央地域では、最低積雪50センチまで雪下ろしをしなくて良いタイプでも何とかなりますが、昨今の大雪を考慮しますと1mタイプをお選びいただくのがより安心です。50センチで雪下ろしではなかなか大変です。
私は1mタイプを強くオススメしております。(YKKapですと、ジーポートPROがオススメです。各メーカー似たものがあります。)
また、雪下ろしのことも考えますと、下の写真のように柱が4本以上あり、屋根の素材が金属製折板(せっぱん)屋根タイプを強くおススメします。

ただし、この金属製折板ですと屋根から光が入らず暗くなるデメリットがありますが、金属屋根の間に透明な灯りとり部材を挟めたりすることで軽減できます。
また、金属素材でなく光を通すポリカーボネート樹脂製の屋根でも最近はしっかり耐雪1mタイプもありますので、どうしても暗くなるのがNGの場合は、そちらを選択されるのもありです。(延長や切り詰めには向いておりません。)
(例:ポリカーボネート屋根のYKKapのエフルージュ)

「でも~…我が家の土地の形だと変形していて、既製品のアルミカーポートは建てるの無理っぽいなぁ~。」と諦めてる方はおられませんか?
実は割と自由に延長、切り詰め、家の外壁との隙間ふさぎなど出来ます! 出来ちゃいます!
施工例になりますが、すでにアルミカーポートをお持ちでしたが、家の外壁との間にも屋根を延長して、お子様の自転車置き場(天気が良い日は洗濯物も干したい)にしたいというご相談をいただきました。
屋根を繋げて奥に延長するのは割と簡単なのですが、今回ちょっとした問題点として、写真左側の窓が外開きのため屋根をそのまま延長すると窓の開閉が出来なくなる点でした。
そこで、窓の部分の屋根は掛けないように延長しなくてはいけません。延長する柱の位置を移動することで解決しました。

■施工手順
1.スチール物置を一旦解体し、再組立をしなくてはいけないのですが、その時に位置と向きを変えて自転車を置くスペースを広げる提案をさせていただきました。
2.床の花壇部分を解体し、土を取り除き、アルミカーポートの延長用の柱、梁を組んで、鋼製屋根を張って屋根を延長します。

3.床(土間)コンクリート打設前に、砕石を敷いてよく固めます。コンクリートの割れ防止にワイヤーメッシュと言う網状になった細い鉄筋を入れてコンクリートを打設します。
4.コンクリートがよく乾いてから、位置と向きを変えてスチール物置を再組立します。

5.延長したアルミカーポートの屋根と、お家の外壁の隙間は10センチあける必要があります。アルミカーポートは揺れますので、強風や地震などの場合、隙間がないと外壁にぶつかってしまうからです。

少しでも雨を塞ぎたいと言うご要望でしたので、屋根と外壁の隙間をふさぐゴム製のオプション材があります。これはあくまで隙間から落ちる雨を軽減するものであり、完全にふさぐものではありません。

このように金属折板屋根タイプのアルミカーポートは工夫次第で、割と自由に延長、切り詰め、家の外壁との隙間ふさぎなどが出来ます。
例えば、家が角地にあって、道路の隅切りと呼ばれる三角形になってる場所にアルミカーポートの屋根を地形に合わせて三角に切り落として建てることも可能ですし、奥行きは既製品の場合5.5mくらいが標準ですが、4mとかに切り詰めることも出来ます。
既製品のアルミカーポートを横に繋いだり、縦に繋いだりすることで、置ける自動車の台数を増やすこともできますし、ご自宅の地形・形状に合わせて延長や切り詰め、外壁との隙間ふさぎが可能ですので、あきらめずにまずはご相談ください。
新潟県 県央地区で、アルミカーポートのご相談は「ユキハウス」まで

お問い合わせフォームはコチラです。または上のバナーをクリックしてください。
もちろん、お電話でもかまいません。電話 090-8589-2932 飯塚店長まで
住まいのお悩みも募集中です。お気軽にご相談ください。